減酒の方法とコツ>

結果を検証する

結果を検証する

毎日の飲酒量の記録にはエクセルなどを使い「移動平均」や「条件付き書式」を利用すると飲酒量が把握しやすくなります。

検証と修正

減酒をはじめて一週間経ったら結果を検証します。

一週間の合計ドリンク数が目標を超えているようなら、日単位で原因を検証します。

例えばイレギュラーな飲み会が入っただけなら次週は問題ないかもしれません。休肝日にお酒に合う献立が出てきて我慢できなかったと言うなら家族と相談して協力してもらう必要もあるでしょう。そもそも休肝日を飲み会の多い曜日に設定してしまっていたなら変更が必要です。

厳しすぎる計画で守れないのであれば、守れる範囲まで緩めても良いのです。

減酒の成功は習慣化にあります。守れないことを反省することよりも、まず実現可能な計画を立てることが重要です。

表計算アプリで視覚化する

飲酒量の記録にはカレンダーや手帳に書き込むといったアナログな方法でも構いませんが、表計算アプリで「移動平均」や「条件付き書式 」を使うと簡単に視覚化出来てひと目で問題が把握しやすくなります。

使用するアプリはもちろんエクセルでも良いのですが、Googleスプレッドシート(無料アプリ)ならパソコンとスマホの垣根なくデータを共有できて、いつでも記録、確認ができてとても便利です。

「移動平均」と「条件付き書式」

「移動平均」とは一定区間の平均値をずらしながら記録していくものです。

減酒に利用するには「過去7日間」の移動平均と「過去30日間」の移動平均を設定しておきましょう。

計画と検証は一週間単位が基本ですが、忘・新年会や歓送迎会シーズンなど飲酒の機会が増える月もあります。

30日間の平均値を眺めながら飲み会が続いた翌週は飲酒量を減らす計画を立てるなどフレキシブルに対応していきましょう。

平均値に条件付き書式を設定しておくと自動的に警告を出すことが出来ます。

例えば2ドリンク以下は文字色を青に3ドリンク以下は緑、4ドリンクまでは赤、4ドリンクを超えたら背景に色をつけて、という風にしておけば記録と同時にひと目で状況が把握できます。

PLAN DO SEE

色々面倒なことを書きましたが、基本は「記録する。現状を把握する。行動を変える。」に尽きると思います。

「PLAN (計画) DO (実行) SEE (検証)」この繰り返しで徐々に目標に近づいていきましょう。

そして大目標である「健康の維持」を検証するのが「健康診断(人間ドック)」です。

最低でも年に一度は健康診断を受け努力の結果を検証しましょう。

最終更新日:2017/04/11