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まずは飲酒量を把握する

まずは飲酒量を把握する

段階的に酒量を減らすためには、まず現在の酒量を把握する必要があります。いきなり減酒するのではなく記録する習慣をつけることから始めましょう。

いきなり減らさなくても良い

健康上、差し迫った問題が無ければ、いきなり最適量までお酒を減らすという必要はありません。

いつも通りに飲んで、何を何杯飲んだかだけきちんとメモしていきましょう。

飲んでる途中でアルコール量(ドリンク数)を計算する必要もありません。種類と量のメモさえあれば計算は後で良いのです。

できれば瓶ビールや日本酒など「注いで注がれて」のような飲み方は避けたいところですが、「3人で中瓶4本」と言った覚え方でも構いません。度数が決まったお酒の場合、量さえ分かればドリンク数を計算出来るので、できるだけ手がかりを残しておきましょう。

家でウイスキーや焼酎など水や炭酸などで割って飲む場合は気分で薄くなったり濃くなったりするので、面倒ですが小さなビーカーをひとつ用意してきちんと計って作ります。水割りの量ではなく、割る前のお酒の量を把握しましょう。

記録はカレンダーかエクセルに

メモしたものを見ながらドリンク数を計算してみましょう。

計算は当サイトの計算ツールを使えば簡単です。

計算結果はカレンダーや手帳など日付と関連付けられるものに書き込んでおきます。できればエクセルなどの表計算アプリを使うと後々の計算が楽なのでおすすめです。

休肝日があれば「0(ゼロ)」を記入し、飲んでも飲まなくても毎日必ず記入していきます。

飲み会などで、数えるのを忘れてしまうこともあるでしょう。そういうときは「足元ふらついたら6ドリンク」「ろれつが回らなければ8ドリンク」という風に大体の基準でもかまわないので空欄を作らないようにします。(参考 : 血中アルコール濃度と酔いの症状|キリン)

一週間ごとにドリンク数を合計

1ヶ月経ったら記録したドリンク数を1週間単位で合計していきます。

一週間の合計ドリンク数を眺めてみましょう。毎日記録できる人ならそれだけで少し酒量が減ってきているかもしれません。

また、一日単位で「今日は多かった、少なかった」と感じる印象とはちょっと違った結果が見えるかもしれません。

合計が30ドリンクを超える週が複数あるならやはり減酒を検討したほうが良いでしょう。

記録する習慣がつけば次のステップです。

最終更新日:2017/04/11