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減酒の計画を立てる

減酒の計画を立てる

飲酒量を把握し、飲酒記録をつける習慣が身についてきたらいよいよ減酒計画を立てます。一週間単位の合計ドリンク数で実現可能な目標を立てるのがコツです。

計画は一週間単位で

飲酒記録をつけていると、毎日一律に同じ酒量を目標にすることはあまり現実的で無いことに気づきます。

休日前などちょっと多目に飲みたい日や、飲み会が入りやすい曜日というのもあるでしょう。

まず一週間あたりの合計飲酒量の目標を立てます。

現在の飲酒量に合わせて

と段階的に達成可能な目標を立てると良いでしょう。

週に42ドリンク(6ドリンク×7日)以上飲んでいる人なら、週35ドリンク(5ドリンク×7日)の目標を挟んでも良いでしょう。要は実現可能な目標を立てることが大事なのです。

休肝日は必要ですか?

休肝日の必要性については諸説あります。

お酒の量を気にする人なら、連続して2日以上空けないと肝臓が回復しないという話を聞いたことがあると思います。

しかし実際には肝臓自体が働きを休むことは無いので飲酒量が適量(一日2ドリンク以下)であれば休肝日は特に必要ないようです。(ただしお酒の強い人に限る)

休肝日が提唱されるようになった理由は、毎日6ドリンク(週42ドリンク、日に日本酒3合相当)飲む人が週2回の休肝日をとると、週30ドリンク(4.2ドリンク/日、日に日本酒2合相当)になり、ある程度危険を回避できるという考え方からのようです。

週に一度でも休肝日を作れば、それだけで総量の14%を減らすことができます。週に2日なら約3割減ですね。

最初はツライですが、休肝日はツマミになりにくい献立を用意してもらうなど家族の協力があると実践しやすくなります。口寂しいならノンアルコールビールを利用するのもおすすめです。

決まった曜日、例えば休み明けの月曜日は休肝日と決めておくと、条件反射でその曜日はあまり飲みたくなくなるようになって来ます。減酒の成否は習慣化によるところがとても大きいのです。(僕はとあるテレビ番組を見ると飲みたい気持ちが治まります。不思議です。)

メリハリを考えてみる

一週間の目標ドリンク数が決まれば曜日ごとにドリンク数を割り振ります。

休日前は少し多目に飲むのなら、月曜日は休肝日にしようという風にメリハリをつけながら計画を立てていきましょう。

毎日適量は無理なら次善策として一週間の総量で調整すると考えます。(休肝日6日で一日だけ14ドリンクという飲み方はおすすめしませんが)

一例として実際に僕が立てている計画です。

曜日減酒前計画
5.64.0
4.6休肝日
4.62.6
4.62.6
4.62.6
4.62.6
5.64.0
合計34.218.4
平均4.92.6

休肝日の曜日は実際と異なりますが、このような感じです。

普段は缶ビール一本と焼酎の水割り1杯(焼酎60ml相当)、休日とその前日は缶ビールが2本に増えます。休肝日は週1日です。(今後はこれに、もう一日休肝日を加える予定)

外で飲む日があると想定値をオーバーすることが多いので目標を達成できない週もちょくちょくあるのが正直なところです。

まだまだ理想的な適量とは言えませんが、減酒前に比べて問題の少ない飲酒量に近づきつつあります。

最終更新日:2017/04/11