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飲みすぎないための工夫

飲みすぎないための工夫

計画を立ててはみたものの飲み始めるとついつい飲みすぎて計画通りいかないということはよくあります。飲みすぎないために僕が実行している工夫をいくつか紹介しておきます。

決まった時間以外飲まない

依存性のある嗜好品にはフラッシュバックという現象があります。例えばいつもタバコを吸うために入っていた店があれば、禁煙して何年も経っているのにその店に入ると急にムズムズし始めたり。

昼間は飲みたいと思わないのに、日が落ちるとそわそわしてくるのも同じような現象で、いつもその時間に飲むから条件反射で飲みたくなるのです。

これが休日だからといって昼間に飲むようになると、休みでなくてもその時間になると飲みたくなってきたりとだんだん飲酒量が増えてきます。

お酒を飲む時間と場所はできるだけ広げないようにしたほうが減酒は楽になります。

休肝日も同じで曜日をきちんと決めておいたほうが守りやすくなりますよ。

小分けにする、量って飲む

「残してももったいないので飲んでしまえ」は酒飲みによくある心理です。

飲みきった満足感があれば区切りがつけやすいので、例えば日本酒ならお銚子に、ワインならデカンタにとその日飲む分だけきちんと取り分けてから飲み始めます。

また、水割りなどは気分で濃くなったりしがちなので、ベースのお酒をきちんとビーカーで量ってから作ります。これは酒量の把握のためにも大事なコツです。

二口目までの時間をおく

特に飲みはじめのときは「早く酔いたい」の気持ちが強く、つい早いピッチで杯を空けてしまいがちです。

しかしながら早いピッチで飲めば早く酔えるかというとそうでもありません。

アルコールは消化せず胃や腸から直接吸収されるといいますが、それでも体内に入ってから脳に到達する迄には5分程度、実際に酔いを感じ始めるまでは15~30分のタイムラグがあると言われています。

このタイムラグの間に早いペースで飲んでしまうことがトータルの酒量が増えてしまう一因になります。

まず一口飲んだら一旦グラスをおく。

「飲むペース = 酔うペース」をキープできれば飲み過ぎは防ぎやすくなります。

「肴をつまみながらチビチビ飲む」のも実は理にかなった飲み方なのです。

チェイサーと一緒に飲む

自宅で一人で飲むには自分のペースを守りやすいですが、飲み会などではそうもいきません。そういうときはお酒と同時にチェイサー(冷水・お冷)も頼んでおきましょう。

会話が途切れたとき、ついグラスを口に運んでしまうという経験は誰しもあるでしょう。そういうときにも役立ちます。

また、肝臓がアセトアルデヒドを分解するときに大量の水分を消費します。飲酒中の十分な水分補給は二日酔い防止のためにも必要不可欠です。

酒害について調べる

あまり趣味の良い方法ではないかもしれませんが。

酒害(特にアルコール依存症)についての本やドキュメンタリーを見ると、怖くなって飲みたい気持ちが収まります。

「アルコール依存症」や「酒害」「禁酒」といったキーワードを検索するとたくさんの情報があります。

ただし、飲むことに罪悪感を持ちすぎてしまったり、間違った情報を都合よく信じてしまうと逆効果になる場合があるので「正しく怖がる」よう気をつけなければいけません。

さっさと寝る

これは週3日休肝日を設けている知人に聞いたコツですが、これに勝るものは無いかもしれませんw

もちろん「飲まないと眠れない」という人には余計ツライかもしれませんが。。。

最終更新日:2017/04/11