健診結果と飲酒の関係>

血圧

血圧

飲酒には一時的に血圧を下げる効果がありますがあくまで適量での話。塩分の多いツマミも注意が必要です。

血圧の基準値は?

上が130、下が85を超えたら要注意!

(A)正常値収縮期 129mmHg以下
拡張期 84mmHg以下
(B)軽度異常収縮期 130~139mmHg
拡張期 85~89mmHg以下
(C)要経過観察収縮期 140~159mmHg
拡張期 90~99mmHg以下
(D)要精密検査収縮期 160mmHg以上
拡張期 100mmHg以上

※基準値は検査施設によって異なる場合があります。

血圧は何のための検査?

高血圧は放置すると血管壁が傷つき動脈硬化の原因を引き起こします。

また心臓病、腎臓病、脳卒中など直接命に関わる重篤な病気の原因になります。

飲酒による血圧への影響は?

血圧が飲酒量に比例して上がることは知られていますが、その影響は3ドリンク/日に対して3mmHg(6ドリンク/日でも6mmHg)と意外と小さなものです。

むしろ少量の飲酒は一時的な血圧低下、血管の拡張、リラックス効果が見込まれ総合的に心疾患へのプラスの効果が期待できます。

しかしながら、それらはあくまで健康な人が適量を飲むときの話。

お酒に合うツマミには塩分が多く含まれていたり、動脈硬化を促進する中性脂肪の増加に影響するため、特に高血圧の人の飲酒はリスクが高いといえます。

最終更新日:2017/04/11