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「健康診断異常あり!?」からの大逆転健康法

栗原クリニック東京・日本橋院長 栗原毅氏の監修、「ぼく、オタリーマン。」「理系の人々」のよしたに氏の漫画による検診結果の見方、対処の仕方の解説書

アラフォー世代にちょうどいい生活習慣病入門書

年に一度の健康診断。

赤い色で、「要経過観察」や「要生活改善」の文字があっても、その時はちょっと心配になるのですが、喉元過ぎればなんとやらでつい放置しがち。

なぜ放置しちゃうかというと、検査値の見方がよくわからないし、ちょっと食べ過ぎ控えよう、くらいしか対処法がわからないからなんですよね。

本書ではそういったわかりにくい検査値の見方や、その検査がどういった病気につながるのかその対処法といった生活習慣病対策で覚えて置かなければいけない知識を漫画で分かり易く解説しています。

この本、読んでほしいのはズバリ「アラフォー」

20代の頃、いくら飲んでも食ってもピリッとも動かなかった検査値が一斉に動き出すのは30代後半。

ぼくが最初に検査に引っかかったのも37歳のとき。

尿酸値で「要経過観察」が出てそのまま放置してたら40歳のときには8.8を記録。 お医者さんに「いつ痛風になってもおかしくないから、足の親指が痛くなったらすぐ来てね」と言われて、ようやく事の重大さに気づきました。

当時も何冊か「検査値の見方」のような本を読んだのですが、専門用語も多く広く浅くでピンとこなかったり、内容が深刻(難し)すぎてあんまり頭に入らないものばかりでした。

著者のよしたに氏自身が30代後半ということもあり、本書はそのへんの加減がちょうどよく当事者意識を持って読み進めることが出来ます。

ああ、ぼくも若い頃こんな風に笑いながら読める本に出会えたら良かったのにと思いつつ。

思うだけで悔い改めたかどうかはわからないですけどねw

「健康診断異常あり!?」からの大逆転健康法 を

最終更新日:2017/04/14